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家での事故死が交通事故死の倍!?健康で元気に生活するための住宅改修とは

2010年の統計を見て驚きました。

 

全国の交通事故死は 7,222人

(内65歳以上 3,774人 52.3%)

 

に対し

 

家庭における事故死がなんと 14,249人

(内65歳以上 11,429人 80.2%)

 

家で事故死する割合が

  交通事故死の倍なんて…

 

信じられない数字ですね。

 

 

中身を詳しく見てみますと

 

1位 浴槽内での事故死 30.5%

 (寒い脱衣から熱い浴槽に入って 

  急激な血圧上昇→脳溢血等による意識障害→溺死)

2位 不慮の窒息死 29.1%

(餅など食物類の誤嚥)

3位 転倒及び転落

(段差や階段等)18.6%

4位 その他の不慮の事故 9.6%

5位 火災 8.1%

 

ということは

断熱とバリアフリー工事をすれば

浴室の溺死や転倒等の事故死(併せて49%)を

かなり防ぐことができるということなのです。

 

上記の統計から

これまでに国も住宅の断熱改修に力を入れて

様々な補助金を出し対処してきた理由が良くわかります。

 

私どもも

これまで国からの補助金を(お客様に)いただき

断熱リフォーム工事を数多く提案し、手がけてきましたが

工事が完了してから暫くして

お客様に住み心地を尋ねてみますと

皆さんから

「暖かく快適な家で、健康で元気に過ごしています。」

と 喜びの声をたくさんいただき

私どもの仕事が

お客様の健康に多少なりとも貢献しているのだなあと

とても嬉しく思います。

 

実は

 

我が家も

数年前に思い切って

寒くて、

暗くて、

黴臭い

その上、夏は暑い

築50年経った家をどうにかしようと

リフォームすることにしました

 

リフォームを決断した大きな理由は

家内が手足の節々がひどく痛み病院へ検査に行ったところ

何と

リウマチと診断されたことでした。

 

調べれば調べるほど

リウマチは大変な難病で

完治することが難しいと言われる病気なんですね。

 

とりあえず私にできることは

暖かく快適な住環境をつくってやることしかないと考えて

決断しました。

 

天井、壁、床に

高性能の断熱材をしっかり充填し

全てのサッシの内側に断熱内窓を取りつけ

熱交換換気システムを設置。

 

暖房は薪ストーブ(ダッヂウエスト)と

薪を焚かない日の補助として

暖房能力の高いパナソニックのエアコンを設置しましたが

暖房としてはほとんど使用していない状況です。

(ただし薪ストーブは薪の手配など万人向けの暖房ではありませんので

一般的にはきちんとした断熱材を施工すれば、

エアコンだけの暖房で十分に間に合うはずです。)

 

薪ストーブを設置したリビングの吹抜けの

2F側の壁には1m角の吹抜け窓を開け

暖気を2F全体に流れるように工夫しました。

 

予想通り

吹抜け窓から流入する暖気だけで2F全体も十分暖かく

2Fにもエアコンを設置したにもかかわらず

未だ一度も使ってないのです。

 

また

東の屋根の一部に天窓を開け

朝陽がリビングやホールにたくさん差し込むよう設計しました。

 

それから

家族みんなが集う21畳のLDKに

対面キッチンを設置したところ

「炊事が孤独な作業でなくなった。」と家内が喜んでくれました。

 

なるほど言われてみれば

以前のキッチンは北向きの窓に面し

寒くて、暗い部屋でした。

 

1日に3回の家内が炊事をしている間、

私たちは廊下を隔てた茶の間で

コタツに入りテレビを見て過ごしていたのですから。

 

炊事が孤独な作業だったとは…

知りませんでした。

 

こうして

我家の大規模リフォーム(約70坪)は

約5か月後に完成し

それ以後

以前とは比較にならない快適な家で生活しています。

 

 

するとどうでしょう

 

家内の関節の痛みが

いつの間にか消えてしまったのです

 

主治医のM先生のお陰であることは勿論ですが、

 

私は

我家の住環境の改善も

少しは役に立ったのではないかと思っています。

 

その上

手にサポーターを巻き

呻きながら家事をしている

家内の姿を見ることがなくなっただけでも

 

本当に良かったと思っているのです。

 

 

 

健康が一番ですからね…

 

 

 

 

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